メルマガ版 第2号 
こんにちは。先月から配信スタートしたNPO法人つなげるのメルマガ『つなげるだより』の第2号ができました!いつも応援してくださるみなさんへ、イベント情報や団体の活動、スタッフの想いなどをお届けしていきますので、ぜひご覧ください!
目次
 【お知らせ①】グリコさんの記者説明会にて多胎育児の現状を説明しました!
 【お知らせ②】Yogibo Twitter フォロー&RTキャンペーンを実施しました!
  【レポート】乳児期の双子を連れて飛行機で移動できるだろうか?
  ◆ みなさんのご支援でできたこと
 つなげるの活動を応援してくださいませんか?
2021年12月3日、多胎家庭支援への取り組みを実施されている江崎グリコ株式会社の記者説明会に同席しました。NPO法人つなげるからは、中原美智子(代表理事)・坂山光湖(つなげるピアサポーター/相談員/講師)の2名から、双子・多胎家庭の現状およびつなげるの活動を説明しました。これを機会に、いろいろな多胎支援への取り組みや私たちの活動への、さらなるご関心をお寄せいただけますと幸いです。
 
少し長くなりますが、双子・多胎支援における現状や課題、私たちが大切にしていることなど、会見内では伝えた情報をこちらでもお届けしたいと思います。ぜひこの機会にご覧ください。
11/20~11/30まで、多胎家庭限定でTwitter フォロー&RTキャンペーンを実施しました。SNSシェアによって、より多くの妊娠&授乳期間中の多胎家庭に、NPO法人つなげるを知っていただき、必要なサービス・支援につながってもらうこと、つなげるが窓口をしている、江崎グリコ液体ミルク多胎支援を知ってもらうこと、などが目的です。
実際にYogiboを使っている多胎ママにヒアリングし、妊娠期~授乳期間~幼児になった現在もふたご育児の役に立ったという商品をプレゼント対象としました。
11/30の〆切時点で、のべ852名の方からリツイートいただきました。
つなげるピアサポーターのNaoさん自身の経験から、「乳児期の双子を連れて飛行機で移動できるだろうか?」というテーマで、資料をまとめてもらいました。
3歳の双子と3人きりで飛行機で移動し、海外育児を経験したことをきっかけに、同様の境遇にあるママから「乳児期の双子を連れて飛行機で移動できるだろうか?」という悩みを聞きました。
 
海外に限らず、国内の帰省や旅行だって、飛行機移動を諦めている多胎児パパママ、多いのでは…?私たちももっと自由に移動できていいんじゃないかな?そんな思いで、たくさんご協力により集めた体験談をまとめました。
 
これを見た方に、「よし、飛行機で子どもたちを連れて行こう!」と思ってもらえることを願っています。
★おしゃべりのへやは、つなげるピアサポーターが主催者となりテーマを決め、ZOOMを使って、リアルタイムでおしゃべりする時間です。双子・三つ子たちがわちゃわちゃしてても大丈夫です。ZOOMを使ったことないって人も、おしゃべりのへやでトライしてみてください。
 
11月は、計4回のおしゃべりのへや を開催しました。テレビ番組の感想について語りながら、自分たちのふたご育児はどうだろう?と話したりについておしゃべりしました。
 
当日のレポートは以下をご覧ください。
★ふたごのひろばは、ネット上の仮  想空間でバーチャルオフィスやイベントが開催できるサービス「oVice」を利用した、双子や多胎児家庭向けの音声チャットサービスです。
10月に引き続き、ゲリライベントとして体験会を計12回開催しました。中でも、11/20は試験的に48時間連続OPENを実施。日中のみならず、真夜中も、子どもが寝静まった後や、夜間授乳中のママパパが参加し、おしゃべりを楽しんでおられました。
5つのオンラインサービスの専用ページが出来ました。
各サービスの特徴を分かりやすく説明、違いを一覧にするほか、サービスの申込がその場でできるなど、多胎ママパパにとってより、利用しやすくなったのではと思います。
 
テキストチャットがメインの「ふたごのへや」をはじめ、会員制コミュニティ「ふたごのいえ」、ピアサポーターといろんなテーマに沿って会話ができる「おしゃべりのへや」、多胎妊娠出産の講座と先輩ママパパと交流ができる「プレパパママ教室」、そして、10月から開始した声でつながるサービス「ふたごのひろば」。
その時利用したいサービスは人によって違うし、こどもの月齢や年齢、住んでいるところ、生活リズム、などによって変わっていくもの。
NPO法人つなげるでは、これからも多胎ママパパがつながりやすい方法を考え、整え、提供していきます。
『双子・多胎児の誕生が当たり前に喜ばれる社会を実現したい』
 
育児は各家庭の自己責任で行うもので、支援を求めず家庭内でやりきるのが当然だと考える社会の風潮の中で、周囲の協力や理解が得られないママ(パパ)にとって育児負担はとても大きなものです。しかも、そうしたママが二人以上の子供をお世話する多胎育児では単胎育児よりもさらに負担が大きくなり、目の前の子供たちの世話だけで一日が終わり、孤独感や悩みを抱えて社会から孤立しているママもたくさんいます。一人でも多くこうしたママに寄り添うため、NPO法人つなげるは、ホッと安心できる場の提供と多胎支援の輪を広げる活動をしています。
 
またNPO法人つなげるでは、今目の前で困っているママたちを支援するだけでなく、先輩ママや行政、企業など様々な方々に支援の輪に加わっていただき、多胎ママが「支援を得て自分らしく育児できる」社会を実現したいと考えています。多胎家庭同士をつなげる、子育てに余裕ができてきた多胎ママにこれからのママをサポートしてもらう、行政・政治に働きかけ多胎育児支援制度の導入を実現する、民間企業とのコラボレーションで多胎ママの負担を軽減する商品・サービスを開発する、といった活動を通じ、「多胎ママが健康で自立できる、多胎育児支援のエコシステム(共存共栄する仕組み)を実現する」ことが、NPO法人つなげるの目標です。
 
しかし、こうした目標に向かう道のりはまだまだ始まったばかりであり、その実現のために必要な資源はまだまだ限られています。『双子・多胎児の誕生が当たり前に喜ばれる社会』の実現のためには皆さまからのご支援が必要です。こうした理念に共感していただける方々からの、あたたかい応援をお待ちしております。

本メールは当法人のアンケートへご協力くださった方、メディア/行政関係者の方、その他関わりがおありの皆さまにお送りさせていただいています。

 

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発行:NPO法人つなげる
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